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株主優待に役立つ相場の格言〜相場は美人コンテスト

2017年3月1日

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昔から言い伝えられてきた相場の格言には学ぶべきところがたくさんあります。そんな先人の言葉から学び、効率よく投資しつつ、株主優待もゲットしましょう。

1. 相場は美人コンテスト

経済学者のケインズは言いました。

 

玄人筋の行う投資は「100枚の写真の中から最も美人だと思う人に投票してもらい、最も投票が多かった人に投票した人達に賞品を与える新聞投票」に見立てることができるとし、この場合「投票者は自分自身が美人と思う人へ投票するのではなく、平均的に美人と思われる人へ投票するようになる」と。

 
そう、「誰もが買おうとする銘柄」を見極めて、その銘柄に投資をすることが、投資で成功する秘訣だというわけです。 

2.私の「美人コンテスト」体験

私も、まさにこの「相場は美人コンテスト」という格言通りの体験をしたことがあります。
 
2013年9月5日(木)のことでした。テレビを視ていると、「週末に2020年のオリンピックの開催地が決定する」というニュースが流れていました。
 
その時には「東京が有利」というような情報は特には無かったのですが、ふと思いました。
 
「もし東京オリンピックというようなことになったら、オリンピック関連銘柄が買われるんだろうなあ」と。
 
その時私の頭によぎった銘柄は「アシックス(7936)」でした。残念ながら、他にはあまり思いつきませんでした。「うーん、でもアシックスじゃ直球過ぎるよなあ。」などと心の中でつぶやきました。
 
その時は、もう少し人の気づいていない渋い銘柄を見つけ出して投資した方が良いような気がしていたのです。
 
でも、その直後ひらめきました。「あ、そうだ。誰でも思いつく銘柄だからこそ、今買っておこう!」と。そう、美人コンテストの論理です。
 
私はアシックスの株をその日に購入しました。1,716円×100株の投資でした。
 
そして迎えた週末、私はテレビ中継でオリンピックの開催地決定に向けてのプレゼンテーションを視ていました。
 
日本のプレゼンの動画の出来がなかなか良い。さらにスピーチもなかなか…。
 
これって、ひょっとして東京に決まってしまうのではないかという雰囲気が徐々に感じられて来ました。そして結果は皆さんご存じの通りです。
 
週明けの2013年9月9日(月)の9時。東京市場のスタートの時間です。
 
案の定「アシックス(7936)」に、すさまじい勢いの買い注文が入って来ました。買い気配のまま値段がつかない状態がしばらく続きました。
 
もちろん私は木曜日に仕込んだ株を「売る」側です。
 
ようやく約定すると1,905円で100株が売れました。約2万円の利益確定となったわけです。
 
なかなかうまい戦略だったと我ながら思い出します。
 
でも、そんな私も思いつかなかったその日の他の人気銘柄が、まさかの「Olympic(8289)」でした。
 
寄り付きで40円強の上昇を見せて、その後に急落という動きでした。
 
もちろん「Olympic(8289)」は食品スーパーや大型ホームセンターを手がける小売業で、スポーツの祭典のオリンピックとは何も関係ありません。 
 
「オリンピック関連企業だと思って飛びつく人がいるだろう」という読みは、さすがにできませんでした。玄人の投資家はきっと「Olympic(8289)」を事前に買っておいて儲けたのでしょうね。
 
ちなみに「アシックス」の株主優待は直営店舗等で利用できる「株主優待割引券」です。100株以上1,000株未満保有で、15%割引券5枚がもらえます。
 
実はそれ以来、私はアシックスの株を何度か買っています。そしてこの優待もしっかりもらっています。
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なお「Olympic」の方は、株主優待制度を持っていません。 

3.魅力的な優待銘柄は美人コンテスト優勝候補

実は、この「美人コンテスト」理論は、株主優待ということにも当てはまります。
 
「魅力的な優待銘柄」が「美人コンテスト優勝候補」というわけです。
 
優待が魅力的な銘柄は、優待の権利確定日が近づくにつれて、値段が上昇していく傾向にあります。
 
ですから、優待を効率よくゲットするには、それよりも前の時期に仕込んでおくことが極めて有効です。
 
この格言を応用することで、買い時を上手に見極めていけると思います。
 
以上、株主優待に役立つ相場の格言「相場は美人コンテスト」でした。皆様の充実した株主優待ライフのヒントになればと思います。

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