「ねばねば」というより「ヌルヌル」なんだけど
2017年3月6日
まるか食品さんよ少し落ち着け
まるか食品株式会社の看板商品「ペヤングソースやきそば」の”異様”な進化は留まる事を知らないのか。
「わかめMAXやきそば」「パクチーMAXやきそば」「チョコレートやきそばギリ」
と畳み掛けるように”変種”焼きそばをリリースしてきた会社が2月27日に新たなフレーバーを爆誕させた。
その名も「ペヤングやきそばプラス納豆」だ。
(また賛否の分かれそうな食材を…!商品開発部の奴等絶対楽しんでるだろ…!)
皆大好きペヤングのファンの方々から困惑する声が聞こえてきそうだが、
存外、納豆と料理の組み合わせは存在する。
最たる例は納豆をトッピングしたカレーライスだろう。
中には独特な味わいを楽しめると病みつきになる人は多い。
それならば、今回の”変種”がインスタント焼きそばの新境地を切り開く可能性は十二分にあるはず。
早速、商品を購入し、試食してみた。
(乾燥した茶色い粒状のものが入っている小袋がある)
ソースとかやくに加え、商品の鍵となる納豆がフリーズドライ処理されている。
そのせいで、納豆独特の発酵臭はあまり感じない。
…ん?これは、前回のカップヌードル抹茶味の時のようなオチなのか?
と若干ションボリしつつ、熱湯を入れて3分。
湯きりをした焼きそばに、かやく納豆を投入。
その瞬間だった。
それまでの控えめな臭いから一転、凶悪なまでの納豆臭が立ち上がり始めたのだ。
その臭いは通常の納豆を凌駕している!!!
これは思わず顔を背けるほどだ!!!
臭いは拡散する。
その時に家にいた人間全員がこちらを凝視しているのだ。
その表情は決して友好的なものではない。
「おいっっっ!!!!臭いわっっっ!!!毒ガスか!!!」
いや…なんかスミマセン…(笑)
食べる前からひとつ教訓を得ることができた。
いいか?換気を忘れるな。
それぐらい臭いんだよ。
さっ、気を取り直して実際に食べてみた。
どれほどのものかと思ったが、臭いの強烈さに反比例して意外なほど調和していた。
一言で述べると、料理として全く問題ない。
だがコレと言ってパンチが無いとも言える。
家族にも食べてもらったが「納豆感が足りない」という意見で占められてしまった。
強烈な味付けを売りとするインスタント食品が人気を博す今昨において、
今回の納豆味付けは賛否が分かれるかもしれない。
コアなファンは不満を抱く恐れがある一方で、広い層から支持される可能性も秘めているとも考えられる。
いずれにしても一度試してみても損はないだろう。
そうだな。換気扇を回しながら。
オススメ度:★★☆☆☆
草津店:伊東