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オルタナティブ・フード関連銘柄の株主優待を分析する

2017年10月14日


株式市場で話題のキーワードを取り上げて、その関連銘柄、さらに株主優待について紹介していきます。今回のキーワードは「オルタナティブ・フード」です。

1.「オルタナティブ・フード」とは

皆さんは「オルタナティブ・フード(オルタナフード)」という言葉を知っていますか。

 

「オルタナティブ」は「代わりの」という意味です。
 
ですから「オルタナティブ・フード」というのは「代わりの食材」ということになりますね。
 
実は人口増加・環境破壊などの影響により「将来、地球上に食料危機が起こるのではないか」ということが言われています。
 
この地球の危機を救うべく考えられているのが「オルタナティブ・フード」なのです。
 
ものすごく簡単に言ってしまうと「これまで食べていなかったものを食べて食料危機を乗り切ろう」ということです。
 
たとえば「昆虫食」「ダチョウやワニの肉を食べる」「植物性タンパクから肉のような食材を作る」というような事例が挙げられます。
 
このような「オルタナティブ・フード」に実際取り組んでいる企業も増えていて、最近の市場では「オルタナティブ・フード」関連銘柄に注目が集まっているのです。

2.「オルタナティブ・フード」関連銘柄の株主優待

まず、オルタナティブ・フード関連銘柄として最初に紹介するのは「ユーグレナ(2931)」です。
 
体内の葉緑体によって光合成を行う単細胞生物であるミドリムシは、高い栄養価を持ちます。
 
そのミドリムシの培養・大量生産に成功し、商品化・販売を手がける「ユーグレナ」はまさに、オルタナティブ・フード関連銘柄の代表といってよいでしょう。
 
そんな「ユーグレナ」の株主優待は100株以上保有でもらえる「指定の自社商品購入の際に利用できる割引クーポン」です。
 
2,000円分の割引券が、1年未満保有で2枚、1年以上保有で3枚もらえます。
 
対象となる商品は「ユーグレナ・ファームの緑汁+緑汁7本分」「oneオールインワンクリームST+緑汁7本分」「メディカプラスブルーベリー&ルテイン+緑汁7本分」です。
 
2017年9月後半現在で「ユーグレナ」の株価は1,137円。優待獲得最低額は11万円強となっています。
 
続いて、紹介するのは「不二製油グループ本社(2607)」です。
 
長年に渡って大豆の研究と開発を続けてきた企業である「不二製油」は、豆乳を分離してクリームにする技術の開発に成功しました。
 
この技術によって開発された豆乳クリームや豆乳ブロック(疑似チーズ)は、しばしばテレビなどでも紹介されて大きな話題となっています。
 
「不二製油グループ本社」の株主優待はチョコレートや豆乳などの自社グループ関連製品です。
 
100株以上で1,500円相当、1,000株以上で3,000円相当、5,000株以上で4,000円相当の商品がもらえます。
 
2017年9月後半現在で「不二製油グループ本社」の株価は2,992円。優待獲得最低額は30万円弱となっています。
 
また「大塚ホールディングス(4578)」は大手製薬会社の「大塚製薬」で知られる会社で、ポカリスエットなどの食品関係でも有名です。
 
実はこの「大塚ホールディングス」もオルタナティブ・フードの市場に乗り出そうとしているようです。
 
こんなニュースが報じられています。
 

>大塚製薬、カナダ食品会社を361億円で買収
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ27HUQ_X20C17A7TJ2000/

 

「カナダの食品会社デイヤフーズ」を買収したとのことですが、この「デイヤフーズ」という会社は、植物由来の成分を使用したチーズ代替品の開発や販売を手がける会社なのです。
 
「大塚ホールディングス」の株主優待は100株以上保有でもらえる3,000円相当の自社グループ製品です。
 
「ポカリスエット」「カロリーメイト」「オロナミンC」「ソイジョイ」など魅力的な商品の詰め合わせです。
 
将来的に優待品の中にもオルタナティブ・フードが登場するかもしれませんね。
 
2017年9月後半現在で「大塚ホールディングス」の株価は4,371円。優待獲得最低額は44万円弱となっています。
 
最後に紹介するのは「味の素(2802)」です。言わずと知れた調味料国内最大手の会社ですね。
 
この「味の素」もオルタナティブ・フードに乗り出そうとしているようです。
 

>味の素(株)、高たんぱくで優れた栄養価値のある植物素材「Mankai(マンカイ)」の日本における独占販売権を取得~イスラエルのHinoman社へ出資~
https://www.ajinomoto.com/jp/presscenter/press/detail/2017_03_23.html

 
こちらの「Mankai(マンカイ)」は水草由来の高タンパク食材とのことですが、「味の素」は、これを利用した製品の販売を計画しているとのことですから注目ですね。
 
なお「味の素」の株主優待は「味の素」「ほんだし」「Cook Do」などの自社グループ商品詰合せセットです。
 
100株以上保有で1,000円相当分、1,000株以上で3,000円相当分がもらえます。
 
また1,000株以上を3年以上継続保有の場合、6,000円相当分がもらえる、長期保有特典もあります。
 
2017年9月後半現在で「味の素」の株価は2,169 円。優待獲得最低額は22万円弱となっています。

3.株主優待のない「オルタナティブ・フード」関連銘柄

株主優待のない銘柄であっても、「オルタナティブ・フード」関連銘柄という点で注目しておきたい銘柄があります。
 
それが「三井物産(8031)」、三井グループの中核である総合商社です。
 

>西海岸でブレイク!「植物肉」ハンバーガーの味
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/120600507/

 
上記の記事でも話題になっているように、「ザ・ビヨンド・バーガー」という商品を開発・製造しているサベージ・リバーという企業に「三井物産」は出資をしています。
 
日本でも「ザ・ビヨンド・バーガー」が食べられる日はそう遠くないかもしれませんね。
 
将来的に「三井物産」が株主優待を始めて、「植物肉ハンバーガー」がもらえるようになったりしたら、楽しいかもしれないなと妄想してしまいます。
 
以上、今回は市場で話題の「オルタナティブ・フード」関連銘柄と、その株主優待について紹介しました。株価自体は日々変動しますし、株主優待の内容も変更の場合があります。株式購入の際には、細かい内容について、ご自身で証券会社のサイトや、企業IR情報をご確認ください。

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