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今年も来た!来た!暑い夏にはやっぱり「恐竜博2019」でしょ!!!

2019年8月22日

自販機部門の船木です。

 

お盆休みももう終わったというのに、まだまだ暑い日が続きますね。暑いとからだも重たく感じ、涼しいところを求めて、大地をのっしのっしと歩き回りたくなりますね。まるで、恐竜のように。…というわけで、やっぱり夏と言えば、恐竜。地球が暑苦しくてたまらなかった時代に、食料を求めて、我が物顔で自由に歩き回っていた恐竜たちの姿は、夏休みの宿題に追い回されている子供たちにとっては、光り輝く颯爽たる雄姿に映るのかもしれません。

 

そう言えば、TVでも、先日NHKで、最新の恐竜に関する研究成果を元にCGでストーリー仕立てに再現する「恐竜超世界」(https://www.nhk.or.jp/special/dino/)の第1集と第2集を放映しておりました。当時繰り広げられたであろう壮絶な陸と海の世界が鮮やかなCG映像で映し出されていました。

 

さてさて、ここからが本題ですが、このところ毎年のように、子供たちの夏休みを中心に日本のどこかしらで恐竜関連のイベントをやっていることが多いですが、今年も、既に8月20日(火)で終了した広島県立広島産業会館西展示館の「広島大恐竜博」や、まもなく9月1日(日)で終了する岡山シティミュージアムの「よみがえる地球の覇者!! 世界大恐竜展」や9月8日(日)で終了する神奈川県横須賀市のうみかぜ公園で開催されている「ヨコスカ恐竜パーク2019」をはじめ、7月13日(土)より全国25カ所で開催されているる「恐竜どうぶつ園2019」というイベントや、9月30日(月)まで横浜駅直通の複合型体験エンターテインメントビルで行われている「アソビル」で新感覚アトラクション「ABAL:DINOSAUR(アバル:ダイナソー)」など目白押しでした。

 

その中でも、正統派中の正統派、王道中の王道と言えば、やはり、東京上野の国立科学博物館で、既に7月13日から10月14日まで開催されている「恐竜博2019」でしょう。先日も来場者数が30万人を突破したとの報道もありました。今回は、この「恐竜博2019」にスポットライトを当てて、少しだけご紹介させて頂くことに致しましょう。

恐竜博2019

恐竜博2019公式twitter

 

恐竜博2019(出典:https://www.nhk-p.co.jp/event/detail.php?id=1467/)

1969年の「恐竜ルネサンス」から50周年

 

今から55年前の1964年、アメリカ合衆国の古生物学者ジョン・オストロム(John Ostrom)がイェール大学の発掘調査に加わり、3体分の小型肉食恐竜の断片的な化石を発見しました。彼はこの新属の恐竜に「デイノニクス」(Deinonychus)と名付け、記載しました。その後、彼は既に1931年に古生物学者バーナム・ブラウン(Barnum Brown)によってモンタナ州で発見していたものも同じ種であることを突き止め、この化石も分類し直しました。

 

彼は大型植物食恐竜に混じってこれら小型肉食恐竜の多くの個体の化石が同時に出土されたことから、彼らは知能が高く、集団行動をし、俊敏に動き回り、大型の植物食恐竜の狩りをしていたと推測しました。体長2.5~4m、体重50.7kgの動物が活発に動き回るには、 現生の爬虫類のような外温性・変温動物では不可能だと考えたわけで、これが「恐竜温血説」の始まりでした。また、オストロム教授は、鳥類の骨格とデイノニクスの骨格との間には偶然ではすまされない多くの共通点があると気づき、このことは彼がのちに「鳥類の恐竜起源説」に賛同するきっかけにもなりました。

 

このデイノニクスの研究成果の発表が行われたのが1969年であり、今からちょうど50年前のことでした。のちに古生物学者ロバート・バッカーは、この「恐竜温血説」と「鳥類の恐竜起源説」をもたらした、ジョン・オストロム教授によるディノニクスの研究成果の発表が、停滞していた恐竜研究を改革に導くパラダイム・シフトを引き起こしたとして、「恐竜ルネサンス」と名付けました。

 

これによって、20世紀前半まで持たれていた「恐竜は冷血でのろまな動物である」という恐竜の愚鈍なイメージが払拭されました。この成果は、私たちがよく知っているところでは、このディノニクスの近縁種であるヴェロキラプトルが映画『ジュラシックパーク』の中で、仲間と組んで、知的かつ獰猛に狩りをするシーンとして反映されています。

 

今回の今回の「恐竜博2019」では、そうした1969年の「恐竜ルネサンス」によって大幅に書き換えられた恐竜学50年の歩みとその最前線を展望する内容となっているようです。

 

1969年とは何か?

 

さて、1969年と言えば、アポロ11号のアームストロング船長らが人類初の月面着陸に成功した年であり、それがTVで放映されたこと自体が、まさしくTV全盛期を象徴する出来事でもありました。また、日本では、大阪万博開催の1年前であり、まさに高度経済成長の真っ只中にありました。また、この年は、TVアニメ『サザエさん』が放映開始された年でもあり、その他にも「タイガーマスク」や「アタックNo.1」や「ムーミン」といった、今日では名作と呼ばれるような日本のアニメのレジェンド的な作品が次々に放映開始されました。

 

そして、この年は、私たちの身近なところでは、私たちチケットライフの店舗が駅前にある瀬田駅が国鉄時代に開業した年でもあり、したがって、瀬田駅もまた今年でちょうど50周年を迎えたわけです。

 

「恐竜博2019」の目玉

 

今回の「恐竜博2019」の目玉は何と言っても、恐竜ルネサンス50周年の歴史の成果とも言える、数々の重要標本の展示です。

 

まずは、恐竜ルネサンスをもたらした門外不出の「ディノニクス」(”恐ろしい鉤爪”を意味する)のホロタイプ標本が日本初上陸します。

 

また、1965年にモンゴルのゴビ砂漠で前足が発見されたものの、長い間「謎の恐竜」とされてきた「ディノケイルス」(”恐ろしい手”を意味する)の全身復元骨格が世界初公開されます。

 

さらに、約8割の骨の化石が発見され、近年話題になっている北海道むかわ町で発見された「むかわ竜」の全身骨格が復元され、地元・むかわ町以外で初公開されます。

 

そして、約6600万年前に隕石衝突によって滅んだとされる「恐竜絶滅」および哺乳類反映に至る経緯などの最新研究辺りもCGなども駆使して紹介されるようです。

 

さて、私たちチケットライフでは、店舗だけでなく、自販機部門でも、石山駅前、栗東駅前、南草津フェリエ3Fの自販機で新幹線切符を取り扱っておりますので、滋賀県の方なら、米原-東京間や京都-東京間ならこの新幹線切符をお買い求めて、東京上野の国立科学博物館で開催される「恐竜博2019」に出かけましょう! 自販機部門はもちろん、各店のスタッフ共々、一同、みなさんのご利用をお待ちしております。

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