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心のよりどころ・・・

2018年2月28日

皆様2ヶ月ぶりです。幻スタッフFです。

毎日寒い日が続きますね。私はもうすでに3回くらい風邪をひきました!

ブログには健康情報をよく載せていたんですが、本人がこれでは説得力が無くなりますね(苦笑)

 

今回は全く違う内容になります。

私事ですが、今年1月末に心から信頼し、絶大に尊敬していた4才上の先輩が亡くなりました・・・

今でもショックから抜け出せないでいます。

6年前から癌になり、皮膚筋炎という難病と戦ってきた人でした。病名がわかったとき、医師からは余命1年と言われたと

後になって聞きました。

抗がん剤治療を何度もして、転移した癌も手術して・・・もう治療できる抗がん剤が無いと言われても、それでも人の心配をして、

泣き言1つ言わない本当にすごい人でした。

まだ私が19歳の頃、いわゆる昔の職人修行ですが、師匠のところに住み込みで3年働きました。

職場環境や労働時間がきっちりしている今では考えられないんですが、週6日、24時間、常に師匠、先輩、後輩と一緒でプライベートの無い生活でした。

その当時では珍しいことではなく当たり前でしたが・・・19歳の私は、嫌々仕方なくからその生活が始まりました。

いろんな人との共同生活の中だから、当然辛いことも多かったけど、反面楽しいこともありました。

けれど、師匠、先輩、同僚、後輩と「同じ釜の飯を食べる」と言う経験が、その当時の人の繋がりを今も変わらない強さで結んでくれています。

まさに「時代遅れ」の典型です。

でも、個人を大事にし、プライベートが当たり前の生活を送っている人には得られない繋がりだと思います。

窮屈なこの経験は、私にとって本当に貴重な財産です。

亡くなったのはその時の先輩でした。

 

当時から亡くなるまで、変わらない人柄は、本当に誰からも慕われていました。

目上に対しても、後輩に対しても真正面から向き合い、損得勘定も無く、ただひたすら目の前の相手に誠実でした。

いい所は認めて褒め、悪いところは本人にしっかり伝えてあげ、理不尽にはその人の為に一緒に戦うくらいの姿勢がありました。

だから変な見栄を張ることも無く、自分のことも素直に正直に人に話せる先輩でした。

こんな人いるの?って疑問に思われると思いますが、過剰表現じゃなく、このままの先輩でした。

 

私も自分の身内を何人も見送って来ましたが、それとは別の寂しさが込み上げてきています。

日常さほど交流が無かった先輩でしたが、焦燥感が日に日に大きくなり、こんなにも心のよりどころに

していたんだと改めて実感しました。

もう一緒に過ごすことは出来ないけれど、自分の人生の中でこの人に巡り合えたのは幸せなことだと思います。

 

皆さんにもそんな素敵な巡り合いがありますようにと願います。

 

 

 

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