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深呼吸

2016年1月16日

あけましておめでとうございます。

 

24時間年中無休 の自販機部門の原田です。

(本当は一部を除いて24時間年中無休です。詳しくは

当HPトップページの店舗紹介よりお確かめください。)

 

新年になってもう半月が過ぎました。

年を取れば、時間の過ぎるのが早く感じるものですが、

もっぱら最近では、ブログ当番日が来るのを早く感じます。

どうやらコレは年の所為ではないようです。

 

COP21

 

さて、やっと気温も冬らしくなってきましたが

例年に比べると全然暖かい冬となりました。

最近良く聞く「地球温暖化」の影響でしょうか?

おりしも、先月までパリで「COP21」が開催されていました。

漢字で書けば「国連気候変動枠組条約第二十一回締約国会議」という

長い名前の国際会議です。温室効果ガス削減の為の会議なのですが

これに合わせて「COP21首脳会合」というものも開催されました。

もちろん日本からも安倍総理大臣が出席されています。世界140カ国の

首脳あるいは首脳級が出席されたわけですが、これほどまでの国際会議とは

そんなにあるものではありません。いかに現在の「地球温暖化」が深刻で

世界共通の問題であるかを物語っています。

それでも現実的に日常の生活では、それほど深刻な状態にあると感じないでしょう。

これほど気候に変化が生じていても危機に直面しないと問題視できないものです。

この「地球温暖化の影響」を琵琶湖に目を向けて紹介させていただきます。

 

琵琶湖の深呼吸

琵琶湖

 

琵琶湖の水深は平均でも40mほどあります。これだけの水深があると通常、

水に層ができます。深層部は冷たく、表層部はそれより温かい層となります。

この状態が長く続くと、深層部の水は無酸素状態となり生態系に影響を及ぼします。

それは何故か?

水中のプランクトンをはじめとする生物の死骸は、必然、湖底へと堆積します。

その際、死骸は微生物によって分解されるのですが、同時に水中の酸素を消費する

ことになります。

よって、この層ができた状態が続くと、深層の水は無酸素状態へと向かうことになります。

ところが、琵琶湖では、ちょうどこれから春先にかけて表層の温度が低下し水の分子が

凝縮すると湖底へと沈みだし表層部の酸素が供給される仕組みになっています。

通年であれば、2月中ごろより、深層と表層の酸素濃度は同じぐらいまで回復するのです。

この現象を「琵琶湖の深呼吸」と呼んでいます。また、琵琶湖では、暖かくなりだすと

周りの山の雪が溶け出し冷たい水が流入してきます。こうして、長く深層と表層の水が

循環する仕組みとなっています。

ところが、近年にみられるような温暖化が進むとこの「琵琶湖の深呼吸」ができなく

なるのです。実は、過去に何度かこのピンチが訪れています。それでもこれまでは

なんとか「深呼吸」が行われてきました。

でも、どうでしょう?今年の琵琶湖は・・・・心配です。

3月頃より、びわ湖放送に注目下さい。

びわ湖放送なら「トップニュース」になるかもしれません。

あと京都新聞も取り上げてくれそうですね。

もし全国区級のマスメディアなら悲しんでください。

琵琶湖・・・・・ヤバイです。

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